次に、
議案第75号
平成18年度
倉吉市
一般会計補正予算(第2号)についてでありますが、当初
予算編成以降の変動及び4月
補正予算編成後の事由による
補正予算を計上したところであります。
各款における主な
補正内容について御
説明申し上げます。
総務費におきましては、新
世代地域ケーブルテレビ施設整備事業費補助金につきまして、申請していた
合併特例事業債が採択されたことに伴い、
債務負担行為の
設定解除を行い、
補助金の交付を
平成17年度単年度で行うことにしたことにより、1億円を減額するものであります。
衛生費におきましては、4月
補正予算において計上した
地域省エネルギービジョン策定事業につきまして、外部に業務委託し
ビジョンを策定する方法から、主体性と
積極性を持ち実践的な
総合化を図る
省エネルギーに対する取り組みに変更したため、964万5,000円を減額するものであります。
農林水産業費におきましては、「中
山間地水田を守ろう
プラン」等に対する
チャレンジプラン支援事業費補助金888万2,000円を追加計上するものであります。
商工費におきましては、
国民宿舎事業会計の一時
借入金の
限度額4億円が
予算規模を超えているため、
国民宿舎事業会計繰出金6,000万円を追加計上するものであります。
土木費におきましては、仲ノ町の
さわやかトイレ用地下水の汲み上げ
水中ポンプを修繕するため、84万円を追加計上するものであります。
教育費におきましては、
関金学校給食センターの統合に伴い、
食缶消毒保管庫の増設及び
貫流ボイラー改修工事の
実施設計業務200万円を新規計上するものであります。
以上、6月
補正の
総額は3,605万9,000円の減額で、
補正後の
予算総額は247億5,658万3,000円となります。これに要する財源といたしましては、
地方交付税1,507万1,000円、市債190万円を追加計上し、
県支出金4,384万円、諸
収入919万円を減額するものであります。
次に、
議案第76号
平成18年度
倉吉市
簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、落雷により被害のあった
配水池電気設備工事等復旧工事583万円を新規計上するものであります。
次に、
議案第77号
平成18年度
倉吉市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、職員の
特殊勤務手当16万8,000円を減額するものであります。
次に、
議案第78号
平成18年度
倉吉市
水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、
水道局職員の
特殊勤務手当の見直しに伴い、
損益勘定を211万2,000円、
資本勘定を16万7,000円、それぞれ
支出を減額するものであります。
次に、
議案第79号
平成18年度
国民宿舎事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、本案は、
国民宿舎事業の
経営基盤の強化を図るために行うものであります。
企業債償還と一時
借入金返済が経営を大きく圧迫しておりますので、この際、負担の軽減と
自主再建に向けて、
一般会計からの出資を受け入れるものであります。
また、3月
定例議会において
平成18年度当初
予算の審議の中で、一時
借入金の
限度額の設定について多くの御論議をいただいたところであり、それらを踏まえまして、このたびの
補正予算で一時
借入金の
限度額を引き下げることとしたものであります。
予算の内容について申し上げますと、
資本勘定の
収入の他
会計補助金5,189万9,000円全額を減額
補正し、改めて
出資金1億1,189万9,000円を計上するものであります。
次に、
議案第80号
議会の
議員その他
非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例の一部改正についてでありますが、「通勤の範囲の
改定等のための
国家公務員災害補償法及び
地方公務員災害補償法の一部を改正する法律」が
平成18年4月1日から施行され、
災害補償の対象となる「通勤」の範囲が拡大されたこと等に伴い、本
市議会議員、
非常勤の
委員等の
公務災害補償についても、常勤の
公務員の補償の制度と均衡を図るため、本条例の一部を改正するものであります。
次に、
議案第81号
倉吉市
児童館の設置及び
管理に関する条例の一部改正についてでありますが、
上井羽合線沿道土地区画整理事業による
上井児童センターの移転に伴い、位置が変更となるため、本条例の一部を改正するものであります。
次に、
議案第82号
倉吉市
法定外公共物管理条例の一部改正についてでありますが、
国有財産の効率的な活用を推進するための
国有財産法等の一部を改正する法律の公布により、
国有財産法の一部改正がなされたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。
次に、
議案第83号 市道の路線の認定についてでありますが、
市道福庭町1丁目9号線は
開発行為により整備された道路で、
市道米富1号線は
市道小泉線改良工事に伴い現市道を整備し新路線とするため認定するものであります。
以上の路線は、法令の規定及び本市の
市道認定基準に適合するものであり、
道路法第8条第2項の規定により本
市議会の議決を求めるものであります。
以上、何とぞ慎重御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の
説明を終わります。
○
議長(
山口博敬君) この際、申し上げます。
本
定例会の
議案書中、陳情第10号
高金利引き下げに関する
意見書提出については、先日、
提出者より取り下げの旨の願いがあり、同日
議長において許可いたしましたので、
報告いたします。
日程第5
倉吉市
土地開発公社の
平成17年度及び
平成18年度の
経営状況について
日程第6
財団法人倉吉市
教育振興事業団の
平成17年度及び
平成18年度の
経営状況について
日程第7 財団法人伯耆しあわせの
郷事業団の
平成17年度及び
平成18年度の
経営状況について
日程第8 財団法人やすらぎの
里せきがね
振興公社の
平成17年度及び
平成18年度の
経営状況について
○
議長(
山口博敬君) 次に、
日程第5から
日程第8までを一括して議題といたします。 市長の
説明を求めます。
○市長(
長谷川稔君)(
登壇) 本市が出資しております
法人等の
経営状況について、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、本
市議会に提出させていただきましたので、その概要を御
説明申し上げます。
まず、
倉吉市
土地開発公社の
平成17年度
事業報告でありますが、
土地取得事業については、ありませんでした。
土地の売却については、
上井羽合線沿道土地区画整理事業用地2,025.20平方メートルを8,045万113円で売却し、
西倉吉工業団地造成事業用地及び長坂住宅用地合わせて4,874.33平方メートルを9,383万8,650円で売却しました。
以上の
事業執行により、
平成17年度の
経営収支状況は、
収入総額1億7,598万5,024円、
支出総額1億9,268万2,143円であり、
差引1,669万7,119円の
不足額を生じておりますが、この
不足額は
準備金にて処理するものであります。
次に、
損益計算書ですが、収益の部では、
土地の売却による
事業収益と
受取利息等の
事業外収益合わせて
総額1億7,598万5,024円となり、費用の部では、
事業原価、
販売費及び
一般管理費を合わせて
総額1億9,268万2,143円であり、
差引1,669万7,119円の
不足額を生じますが、この処理につきましては
準備金で処理するものであります。
次に、
貸借対照表ですが、資産の部では、
流動資産と固定資産合わせて
総額9億8,977万3,656円となり、負債及び資本の部では、
流動負債、
固定負債、
資本金及び
準備金を合わせて
総額9億8,977万3,656円であります。
次に、
財産目録ですが、
資産総額9億8,977万3,656円、
負債総額3億3,747万3,000円であり、
差引6億5,230万656円の純資産となるものであります。
次に、
平成18年度の
事業計画ですが、本
年度新規事業はなく、
取得済みの
土地管理を行うものであります。
次に、
予算についてでありますが、第1条では、
事業収益として、中河原2
宅地造成事業、みどり町第2
団地用地取得事業、福吉2丁目
小集落改良事業の
用地売却を見込み、
事業外収益と合わせて
総額5,694万5,000円を計上したものであります。
支出は、
用地売却原価、
販売費及び
一般管理費を合わせて
総額5,924万9,000円を計上したものであり、
収入支出差引230万4,000円の
不足額は
準備金で処理するものであります。
次に、第2条では、
借入金3億3,747万3,000円とし、
支出では、
借入金償還金3億8,549万5,000円を見込んだものであります。
収入支出差引4,802万2,000円の
不足額は、
当年度損益勘定留保資金及び
過年度損益勘定留保資金で補てんするものであります。
次に、第3条の
長期借入金は20億円、第4条の
短期借入金は5億円と、それぞれ
借入限度額を定めたものであります。
次に、
財団法人倉吉市
教育振興事業団の
経営状況について御
説明申し上げます。
まず、
平成17年度の
事業報告でありますが、前年度に引き続いて
受託の
倉吉スポーツセンターほか12施設、自営の
倉吉庭球場管理棟の
管理及びその
運営を積極的に推進したところであります。
収支決算につきましては、
支出においては、
スポーツ施設の
受託及び
自主管理等のための所要の経費を支弁したものであり、その財源は、市及び県からの
スポーツ施設管理受託料7,053万2,000円、市からの
事業団管理費補助金1,132万8,000円のほか、
財産収入・
利用料・繰越金・諸
収入3,145万7,507円で、
収入合計は1億1,331万7,507円であり、
支出合計は1億808万6,707円で、
収入支出差引残額は523万800円となり、これを翌年度へ繰り越すものであります。
なお、
平成17年度末現在
財産目録には、資産の部に、
基本財産として
定期預金100万円、
運用財産として、
平成17年度
収支残額523万800円、
庭球場管理棟484万5,604円を、負債の部は、
返還金として
倉吉市
補助金返還金72万3,799円、
倉吉市
受託料返還金338万3,771円、鳥取県
体育協会受託料返還金25万2,337円、
正味財産として671万6,497円を計上したところであります。
次に、
平成18年度の
事業計画及び
予算についてでありますが、
平成18年度においては、
指定管理者として
自主事業の充実及び
住民サービスの向上と経費の節減に努め、引き続き、
スポーツ施設の
受託及び
自主管理運営事業を活発に展開し、一層
住民福祉の増進を図るとともに、活力と潤いのある
倉吉市の形成に寄与しようとするものであります。
予算につきましては、以上の
事業を実施する所要の
財産確保と
経費支弁を行うものでありまして、
収入及び
支出の
合計額はそれぞれ7,537万8,000円であります。
次に、財団法人伯耆しあわせの
郷事業団の
経営状況について御
説明申し上げます。
まず、
平成17年度の
事業報告でありますが、当
事業団の
自主事業として、陶芸・料理ほか156教室の開催、市からの
受託事業として「
しあわせ学園」の6教室を開催、
施設管理運営事業の実施、
マイクロバス運行事業の実施など、
利用者の要望と利便に沿うよう積極的に推進いたした結果、
当年度延利用者数は8万4,252人を数え、開設以来13年間の累計は120万7,454人となっております。
収支決算につきましては、
支出においては自主及び
受託事業・
施設管理及び
自主管理等のための所要の経費を支弁したものであり、その財源は市からの
管理運営受託料及び
事業受託料6,351万8,000円、
自主事業収入及び
使用料収入1,355万1,870円、伯耆しあわせの
郷共通維持管理費負担金511万4,000円のほか、
財産運用収入及び諸
収入35万5,880円で、
収入合計は8,253万9,750円であります。
支出合計は7,599万7,112円で、
収入支出差引残額は654万2,638円であり、これは市に返納されたものであります。
なお、
平成17年度末現在
財産目録には、資産の部に、
基本財産として
定期預金300万円、
平成17年度未払金・
返還金・
預り金残高充当金として普通預金929万6,445円を、負債の部に、
平成17年度分未払経費218万5,878円、
平成17年度
倉吉市
受託料返還金654万2,638円、
平成17年度末預り金残高56万7,929円を、
正味財産として300万円を計上したところであります。
次に、
平成18年度の
事業計画及び
予算についてでありますが、
平成18年度においては、
指定管理者として伯耆しあわせの郷の効率的な
管理運営に努め、引き続き
自主事業を積極的に展開し、一層地域住民の生活文化の向上と健康増進を図るとともに、明るく豊かな長寿社会を実現し、活力と潤いのある
倉吉市の形成に寄与しようとするものであります。
予算につきましては、以上の
事業を実施する所要の財源確保と
経費支弁を行うものでありまして、
収入及び
支出の
合計額は、それぞれ7,948万6,000円であります。
次に、財団法人やすらぎの
里せきがね
振興公社の
経営状況について御
説明申し上げます。
まず、
平成17年度の
事業報告でありますが、
倉吉市せきがね湯命館・
倉吉市せきがね簡易宿泊施設湯楽里・
倉吉市関金都市交流センターの
管理及びその
運営を積極的に推進いたしたところであります。
貸借対照表につきましては、資産の部3,569万6,418円、負債の部857万4,676円であります。
収支決算書につきましては、
支出においては、湯命館、湯楽里、都市交流センターの
受託及び
自主管理等のための所要の経費を支弁したものであり、その財源は市からの
倉吉市関金都市交流センター
管理運営業務委託費1,668万2,000円のほか、
財産収入・
利用料・繰越金・諸
収入で、
収入合計は1億3,493万2,209円であり、
支出合計は1億1,793万559円で、
収入支出差引残額は1,700万1,650円となり、これを翌年度へ繰り越すものであります。
なお、
平成17年度末現在
財産目録には、資産の部に、現金及び預金として2,372万3,027円、棚卸商品及び未収金として215万8,477円、
基本財産として
定期預金300万円、その他固定資産として681万4,914円、負債の部は、未払い金・預かり金・未払い消費税など合わせて857万4,676円でありまして、差し引き2,712万1,742円が
正味財産となります。
次に、
平成18年度の
事業計画及び
予算についてでありますが、
平成18年度においては、
指定管理者として、引き続き湯命館、湯楽里、都市交流センターの
受託及び
自主管理運営事業を積極的に展開し、一層住民の福祉を図るとともに、活力と潤いのある
倉吉市の形成に寄与しようとするものであります。
予算につきましては、以上の
事業を実施する所要の財源確保と
経費支弁を行うものであり、
収入及び
支出の
合計額は、それぞれ1億1,440万円であります。
以上、何とぞよろしく御審議をお願い申し上げまして、
説明といたします。
○
議長(
山口博敬君) それでは、これより全員協
議会を開き、ただいまの
説明に対する質疑を行いたいと思います。
暫時休憩いたします。
午前10時40分 休憩
午前10時50分 再開
○
議長(
山口博敬君) それでは、本
会議を再開いたします。
倉吉市
土地開発公社、
財団法人倉吉市
教育振興事業団、財団法人伯耆しあわせの
郷事業団及び財団法人やすらぎの
里せきがね
振興公社の
平成17年度及び
平成18年度の
経営状況については、先ほどの全員協
議会における質疑をもって質疑を終結することにいたします。
以上で、本日の
日程は終了いたしました。
次の本
会議は6月5日午前10時から
会議を開き市政に対する一般質問を行うこととして、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時51分 散会...